今年も嬉しい、そしてありがたい合格の報せが全員分届きました。
普段より生徒諸君には「お陰様で・・」なんて礼はいらない。なぜなら合格はすべて君たちの努力の賜物なのだから、だからこそ「どんなもんだい」と自分を誇らしく思えと、そんな風に話しております。
試験に失敗してしまったとしたならば、それは我々の責任だと責めてくれて構わないとも。
一方で、失敗の理由を考えろとも話します。
その理由と向き合うことによって子供は成長するものだと思うからです。
とはいえ、すべての子供たちに成功体験を与えてあげたいのが本音ではあります。
「今年も一年ご苦労さま。そしてありがとう。」
そしてまた新しい一年です。

通常の進級は４月になってから。学校に合わせればそれが当然ではあります。
もちろん当塾でも４月からの新年度に対応しております。
さりながら、あえて申し上げれば、やはり３月の一月を無為に過ごさせるのはもったいない。そう思うのです。ですから旧来の生徒たちには３月より新学年のつもりで教室に通ってもらっています。教科書も時間割も新学年のものとして渡しております。
「１か月も前から準備してたから」
「みんなが遊んでた時に塾で嫌な思いをしてきたから」
だからその時間を無駄にしたくない。
むしろ得をしたと思いたい。
生徒たちにはそんな想いを抱いてもらいたいと思っております。
その自覚のための先取り授業。そう考えております。だから慌てて新学年の学習をさせる訳ではありません。じっくりと前学年の復習をさせ、その中で前年の自分と向き合い、新しい気持ちで新学年へ向かわせたいのです。


我塾では、生徒一人一人のそんな「達成感」や「自己肯定感」を味わってもらうためにも試験勉強・試験対策に力を入れております。
学校に提出する「ワークブック」をきっちりと仕上げさせる。解答をそのまま写し、ただ提出期限を守っただけのワークには意味がないと子供たちには言い聞かせております。そのうえでしっかりとできない箇所は指導とやり直しで定着を図ります。また、学校の教科書に準拠した塾用のワークを持たせて確認と復習に役立てております。一問でも多く経験させて自信をつけさせてあげたい、そう考えております。自らの努力で勝ち取った「成績」。そうやって手に入れたものは他者からの与えられた評価ではなく、自分自身で自分に行う評価になる。それが高い自己肯定感につながると信じております。

その一環として、前年度より「特別待遇制度」を始めました。
学校で一定の成績を残している生徒、当塾指定の業者テストで一定の偏差値を持つ生徒らを対象に、最大で月謝の半額を免除する制度です。
もちろん通塾してから基準に達した生徒にも適用いたします。
生徒たちの「やる気」に少しでも働きかけられればと思っております。

体験学習・入塾説明会は随時承ります。お気軽にお問い合わせください。